リバースモーゲージの基礎知識

メリット・デメリットから、銀行・自治体の制度についてまで基本的な情報をご紹介

年金の不足を補って豊かな老後を送るためにリバースモーゲージ相談窓口へ

少子高齢化が進む日本において、医療費や介護費が上がる一方で年金は下がるという、老後の生活に不安を抱える人が増えています。

こうした時代の中、安心して老後が送れるようになる手段のひとつとして、リバースモーゲージが注目されています。

リバースモーゲージは、自宅を担保に自治体や銀行から融資を受け、生活費や有料老人ホームの入居費などに利用し、死亡後に担保を売却してもらい返済に充てます。

自宅を担保にお金を借りて、死亡して相続が発生した後に返済するシステムですから、利用できるのは担保となる自宅などの不動産を所有している人になります。

その他に、55歳から80歳の方で、年金受給中か将来年金を受給できる人となっています。

リバースモーゲージは住宅ローンと同じように、担保をもとにローンを組むことになりますから、借入できる金額は、返済可能な枠内となります。

簡単にいえば、担保となる不動産の評価額となるのです。

融資方法には、一括または毎年一定額を受け取るほかにも、必要な時に必要な額を受け取ることもできますので、借入する方の生活スタイルに合わせて選ぶのがいいでしょう。

リバースモーゲージにもリスクがあり、金利や不動産価格の変動により担保割れをしたり、長生きすることで借入枠を途中で使い切ってしまうということです。

こうしたリスクも考慮して、借入計画を立てることが大事ですから、専門窓口で相談するのがいいでしょう。

自治体や銀行に、無料相談が設置されていますので、自分に合った資金計画を相談して、豊かな老後生活が送れるようにしましょう。

認知症の親、田舎の家を担保に。リバースモーゲージの認知度

リバースモーゲージという言葉の認知度は、そんなに広まってないように思われますが、簡単に言うと不動産担保型生活資金です。

一般的には、子育てや孫の面倒を見終わった高齢の方が、自分たちのマイホームを担保にして銀行などから借り入れをし、亡くなった時点でマイホームを処分することで借入れた分の金額を一括返済するという制度です。

海外でも老後にリバースモーゲージを利用する高齢者も多くいるようですが、日本では認知度がある割には利用者数が思ったよりも少ないのが現状です。

その他、都内に子供が住んでいる場合などで、認知症になった田舎の親のためにリバースモーゲージを利用する方法が近年では注目されています。

田舎の実家に住んでいる高齢の親が、認知症などを患った場合、田舎の実家に何度も足を運んで介護するのは難しいことが多いです。

そういった場合、有料老人ホームや介護施設のお世話になることを選ぶと、介護施設などでかかる費用の不足分をリバースモーゲージを利用することで資金に当てられるので便利という考えも多いようです。

また、認知症の親の子供である相続人が現金で借り入れた分を返済するのであれば、自宅を売却しなくても良くなります。

大手銀行によるCMなどでも認知度が高いため、問い合わせが多いにもかかわらず、実際利用している高齢者は少なく、それは融資条件が厳しいために審査に通らないのが理由であり、まだまだ問題の多いシステムとも言えますが、住み慣れた我が家であっても、夫婦二人で住むには大きすぎる家を、担保にして現金に変える新しい方法として今後広がるようになっていくのではないでしょうか。"