リバースモーゲージの基礎知識

メリット・デメリットから、銀行・自治体の制度についてまで基本的な情報をご紹介

定年後も住宅ローンが残っている場合にはリバースモーゲージに借り換えるとお得

定年後も住宅ローンが残っている場合、ローンの支払いのために貯金を崩したり、年金の中から支払う必要が出てきます。

支払いが楽になるように低金利の住宅ローンに借り換えをしようとしても、すでに定年になっているために審査に通りにくくなり、借り換えできなくて、金利の高いままで支払いを続けることも少なくありません。

このような場合、リバースモーゲージに借り換えるとお得です。

リバースモーゲージとは持ち家を担保に老後資金を借りるローンのことを意味します。

住宅ローンと違い、リバースモーゲージならば、月々の支払いは利息分だけとなり、元本分は支払う必要がありません。

そのため、多くの場合で月々の支出を10万円程度減らすことが可能です。

但し注意しておきたいのは、金融機関によってはリバースモーゲージを利用できる方は土地付き一戸建ての所有者に限られている場合が多いということです。

しかし、中にはマンションを担保として借り入れることもできる金融機関もあるので、自分に合った商品を良く調べておく必要があります。

また、定年後は、住宅ローンは残っているけれども退職金などの貯蓄もあるという方が一般的です。

このような場合、銀行に口座を持っていて残高があれば、その銀行でリバースモーゲージを利用すると、預金分が無利息となるなどの特典が付与される銀行もあります。

例えばその銀行に1000万円の預金があり、リバースモーゲージで2000万円借りた場合、利息がかかるのは1000万円だけとなるのです。

しかも、預金している1000万円は担保ではないので、その分無利息金額が減りますが、自由に引き出すこともできます。

リバースモーゲージを利用するメリットとデメリット

リバースモーゲージは、自宅を担保にしてお金を借りるもので、民間の金融機関が行っているものと自治体などの公的な機関が提供しているものがあります。

リバースモーゲージを利用してお金を借りる目的としては、老後の生活資金を確保するというものが大半ですが、その生活資金も老後の生活にゆとりを持たせるために行うものと、生活費を賄うために行うものなど、それぞれの事情によって異なってきますが、老後に資金を得られるメリットがあります。

リバースモーゲージのメリットとしては、高齢者を対象とした融資であるため65歳を超えて利用できるというものです。

特に金融機関の貸し付け条件では65歳以上は対象外となっているため、数少ない高齢者向けの融資サービスと言えます。

一方でデメリットはかなり多く注意が必要です。

デメリットとしては、金融機関が行うものでは、対象が地価が高い大都市圏が中心であり、またその不動産の評価額に対して5割程度までしか融資ができません。

そのため評価額が低い場合には利用できないというデメリットがあります。

これはリバースモーゲージの仕組みとして、借り入れたお金は担保にいれた住宅の売却によって相殺するためです。

また仕組み上、追加融資を受けるといったこともできないので利用するさいには十分に計画を立てて行う必要があります。

一方で、自治体が行っているリバースモーゲージは、老後資金を確保できなかった人向けの福祉サービスの一種として存在しており、借り入れ条件もゆるやかであるメリットがあります。